日本でも、UCC動画共有サイトが合法化(?)していくかもしれない未来的な前向きなニュースです。
Yahoo!が個人投稿動画に含まれる楽曲演奏シーンに対して、著作権使用料を肩代わりする方針で、ルールを整備するらしいです。これで、いわゆるグレーゾーンだった作品などを合法的に楽しむ事ができる模様。
一昨日にも、総務省がP2P形式の映像配信の実験をするというニュースも衝撃でしたよね。「Winny」の作者の方、…逮捕されてましたよね?P2Pソフトの開発者が刑事事件で責任を問われるのは日本くらいだと、一時期は「ソフト開発者が萎縮する」とか騒がれていた記憶がありますけど、……総務省のP2Pはどういう位置づけになるんでしょうね。
※P2P(ピア ツー ピア)は、特定のサーバに依存しない、ノード間通信技術の総称。IP電話「Skype」などにも使われています。
◆気になるIT系ニュース
・ヤフー、著作権料支払い・動画共有サイト個人演奏の楽曲 - 日経新聞 24日
ヤフーが支払いを肩代わりすることで、利用者は個人の楽曲演奏シーンがある動画を合法的に投稿できるようになる。違法投稿による著作権侵害が問題となる中、ネット最大手のヤフーは権利者と共同で投稿ルールの整備に踏み出す。
・パソコン間で映像配信、官民9月に実証実験・総務省やNHK - 日経新聞 22日
総務省はパソコン同士で映像などのデータを直接交換する「P2P」と呼ぶ方法による映像配信サービスの普及に向けて、角川映画やNHKなどと実験を始める。ネット上の映像配信サービスが広がれば情報通信産業の育成につながると判断したためだ。