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九份

近場で治安の良い台湾が大好きなitsですが、今年の年明けは台北で迎えました。

201001_jiufen2.jpg さて、「千と千尋の神隠し」のモデルとも言われる「九份」をご存知でしょうか。ちょっと古くて狭い町並みで、夕方になると堤燈が灯る、ノスタルジックな風情を楽しめます。台湾人の観光客もたくさん訪れていました。

ツアーも良いですが、台北から公共交通を乗り継いでも片道1時間強の距離ですから、itsは鉄道+バスで旅してきました。

個人旅行で九份を観光したい方へ、往きたい方をご紹介します。
ご紹介するルートは、台北から北東の瑞芳まで鉄道(台湾鉄路)で向かい、そこからは路線バス<基隆客運>です。(台北からも直接、バスが出ています。MRT忠孝復興駅の復興東路<SOGO近く>に乗り場があります)

※結構、正確にマーカーを打ってありますので、場所は拡大して確認してください。

▼台北と九份の位置関係

★台北駅⇒瑞芳(Ruifang)駅

出発は台北駅。古い型の自動販売機は近距離用で、立席特急券/各駅停車の切符が買えます。紙幣が使えませんので、近くに両替機(100元紙幣⇒50元硬貨)があります。台北駅には、タッチパネル式の新型券売機もあり、こちらでは座席指定が可能です。
區間車(各駅)で50分、自強号(特急)で40分くらいです。片道50~80元(約150~240円・2010年1月)

切符を買ったら、B1Fに自動改札があります。あとは瑞芳に向かう列車に乗るだけです。(日本と同じ間隔ですよね)
途中に分岐線がありますので、乗る列車を間違えないように!

★瑞芳(Ruifang)⇒舊道(旧道)バス停

瑞芳駅に到着すると、なんと有人改札でした!地下道に下りたら、「九份・金瓜石」方面の案内にしたがって、地上に出ます。

駅を出て少し歩くと大通りがあります。バス停に人だかりがありますが、九份へは道路を横断した方のバス停になります。※反対側のバス停には、「往・九份:對面(対面)」みたいな親切な案内があります。
(駅の出口が南側に向いていますので、駅を背にして左側(東方面)へ向かうバスに乗ります。台湾は右側通行なので、道路を渡ったほうにあるバス停です)

「九份・金瓜石」の表示があるバスに乗ります。バスはかなり頻繁に走っていて、前払い・片道21元(約60円・2010年1月)でした。
山道の急カーブに揺られること約15分で、「舊道(旧道)」バス停につきます。(多分、唯一の)セブンイレブンが、バス停のすぐ横にありますので、目印になるハズです。たくさん人が降りるので、一緒に降りれば大丈夫。
※ひとつ前の「九份」で降りる場合は、警察署の手前の坂道「舊道(旧道」を上っていきましょう。

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★舊道(旧道)バス停⇒基山街
セブンイレブンの横の道が「基山街」という九份のメインロードで、食物屋や土産物屋がひしめいています。暫く進むと、堤燈が鮮やかな坂道に合流します。この通りが、「豎崎路」です。