最近ネタ切れ気味(^^;で、ごめんなさい。
今回はSDカードの転送速度のお話です。
デジタルデバイスの高性能化が進むと、必要なフラッシュメモリの容量も増えて、処理速度の要求も高くなりますよね。速度については、最近になってSDアソシエーションが「SDスピードクラス」なる統一した規格を制定しました。
◆SDスピードクラスとは? - 東芝
Read/Writeのそれぞれの転送速度が最低2MB/sec, 4MB/sec, 6MB/sec を満たすものを、それぞれCLASS 2, CLASS 4, CLASS 6 と定めています。
今回はSDカードの転送速度のお話です。
デジタルデバイスの高性能化が進むと、必要なフラッシュメモリの容量も増えて、処理速度の要求も高くなりますよね。速度については、最近になってSDアソシエーションが「SDスピードクラス」なる統一した規格を制定しました。
◆SDスピードクラスとは? - 東芝
Read/Writeのそれぞれの転送速度が最低2MB/sec, 4MB/sec, 6MB/sec を満たすものを、それぞれCLASS 2, CLASS 4, CLASS 6 と定めています。
一部製品にはスピードクラス表記がなされているそうですが、実際問題として購入前に調べるのって一苦労なんですよね。店舗だとカウンタの中に保管されていて、転送速度が明記されていないどころか、メーカー名+容量だけで型番すら分からないことも。それに、まだまだスピードクラスや転送速度が明示されていない/2MB/secに満たない製品も出回っている訳ですし。
ちなみに、これまでは各社が「独自基準」で性能をアピールしていましたが、「倍速」という表記が用いられるようになったのはLEXAR社が最初だったそうです。
◆レキサー製品使用法Q&A - LEXAR
CD-ROMは秒速150KB書込みを1倍速とし、少なくとも秒速600KB書込みを保証する場合4倍速としていますメーカーによっては読み込み速度(※書き込みの方が遅い)を表記することもありまして、どの製品が速いかは実際に使ってみないと分からないということも多々ありました(^^;)。低速メディアには「X倍速」表記すらありませんね。
という事で、手持ちの低速SDカードをFDBENCHで測定してみましたので、何かの参考になるかもしれないとエントリーしておきます。
お約束の注意書き:このデータは、itsの環境下での実測値です。各メディアの転送速度を保証するものではありません。ご参考としてお読み下さい。
メディア | シーケンシャル | ランダム | ||
---|---|---|---|---|
Read | Write | Read | Write | |
Panasonic 16MB | 3430 | 1227 | 3429 | 649 |
RiData 64MB | 3485 | 1675 | 3503 | 765 |
Hagiwara 128MB | 6297 | 1106 | 6684 | 380 |
メーカ不祥 128MB (miniSD) | 7196 | 6179 | 7201 | 2510 |
LEXAR 512MB | 8185 | 5848 | 8291 | 2028 |
TwinMOS 1GB (microSD) | 7441 | 2599 | 7529 | 747 |
PQI 1GB | 9490 | 1973 | 9351 | 332 |
単位: KB/sec (テスト条件: FDBENCH v1.01, 10MB) |
こういう数字を測定してしまうと、レキサーの512の方が速かったような気がしてきたりするんですよね(^^;;。