雑誌でみかける「○月号」という表記ですが、なぜ未来日なのでしょうか?
小さなころからの疑問で、大人になって何度か検索したものの(あまり興味が無いのか)すっかり忘れていました。
食品業界では賞味期限を一日過ぎてたり、製造日を出荷予定日の日付を入れていたりすると、それはもう大騒ぎですよね。
そんなわけで、また興味を持ったので調べてみました。
慣例だそうです。
昔々、流通が発達していなかったころは、組版→印刷→流通して書店に並ぶのに日数がかかっていましたため、発行日を前倒しで設定していました。(離島などでは、新聞・雑誌が数日遅れで届くとか聞きますよね。)
今もなお慣例が残っているため、なんだそうですよ。
それだけではなく・・・
◆雑誌の発売日が書いてあるのと違うのはなんでなの? - おしえてねドットコム!
・ファッション雑誌・旅行雑誌など、季節を先取りした内容のため。
・他誌よりも少しでも最新刊に見せるため。
・書店への委託期間(3ヶ月)の基準を先延ばしして、返品されるのを遅らせるため。
なんて理由もあるみたいです。
発行日をいくらでも未来にできるかというと、日本雑誌協会の協定によって、週刊誌で15日、月刊誌で40日を超えてはいけないという(業界の自主)規制ができているそうです。
今では、食品で謂う「賞味期限」みたいなものでしょうか。。。
その他、諸説あるようですので、リンクをご紹介します。
◆雑誌の発行日とはいったい何の日? - 教えて!goo
・第3種郵便物指定を受けるため。定期刊行物で、発行日を遅れると許認可を取り消される。
◆雑誌の「発行日」...嘘を書くのは良くない... - 人力検索はてな
・発売日を特定日に集中させないため。