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年金テロで毎日新聞誤報「Wikipediaに予告」

不謹慎ながら失笑してしまいました。


端的に書きますと、元次官宅襲撃事件の6時間前にWikipediaに犯行予告との記事を毎日新聞が出しました。(リンク先は魚拓)
しかし、Wikipediaの書込時刻表示はUTC(世界標準時)だったのです。書き込みは事件の3時間後で、予告でもなんでもないという誤報騒動です。

紙面の記事の差し替えが間に合わなかったらしく、毎日新聞の記事がテレビで引用報道もされた模様...。


時系列は以下が詳しいです。
「Popons」と名乗る人物が犯行示唆と毎日新聞が誤報 - [Z]ZAPAブロ~グ2.0


毎日新聞の記事によると、「同日午後11時の時点で、書き込みはすべて削除されている。アクセスの記録などから書き込みがなされたパソコンが特定できるとみられ、捜査本部は慎重に調べている」らしいです。
...アクセス記録も当然、日本時間(9時間ズレ)のはずですが、いったいどこの捜査本部に取材したのでしょうねw


ところで・・・・明確な訂正記事や、犯人扱いで報じられたPopons氏への謝罪は無いのでしょうか。。。。


(続報)
19日の誤報記事について、20日付けでおわびを掲載していました。
おわび:「ネットに犯行示唆?」の見出しと記事=11月19日付朝刊 - 毎日新聞

19日朝刊「ネットに犯行示唆?」の見出しと記事を掲載しましたが、書き込みがあった時刻は事件前ではなく、事件の報道後でした。おわびして訂正します。

 ネット上のサイト「フリー百科事典・ウィキペディア」に犯行示唆と受け取れる書き込みをしたとする人物が19日「たいへんなご迷惑をかけました。私の書き込みは事件後です」との文書を同サイト内に掲載しました。

UTCの誤認についてのお詫びで、Popons氏への謝罪はありません。それどころか、犯行予告に仕立て上げられたPopons氏があわてて弁明した内容が引用されています...。
そもそも誤報で予告と受け止められたために、同義的に謝っているような気がするのですが.........毎日新聞は居直りでしょうか。